家族の一員‥いや家族の一人
昔のことだから記憶が余りないけれど,私が幼い頃から家で犬を飼っていたらしい
だから,家に犬がいるのは自然なことだし、犬が家にいないことなど想像も出来ない程だった。
19歳で父が亡くなり,暫くは母と二人だけの生活が続いた。
そして,その寂しさを癒してくれたのも,私が偶然河原で見つけた,雌の痩せ細った捨て犬だった。
この子とは,16年間共に生活したが,やはり別れの時はやってくる‥
私にとって、その別れは本当に悲しいことで,当時の事を知る嫁は私が、かなり落ち込んだ様子だったと当時を振り返る
もう犬は飼わない,こんなに悲しいことは二度とご免だし犬を飼っていた人なら分かると思うが
子どもに先立たれるような感じだった。
でも‥
犬を飼わざる負えない状況が再びやってきた。

だから,家に犬がいるのは自然なことだし、犬が家にいないことなど想像も出来ない程だった。
19歳で父が亡くなり,暫くは母と二人だけの生活が続いた。
そして,その寂しさを癒してくれたのも,私が偶然河原で見つけた,雌の痩せ細った捨て犬だった。
この子とは,16年間共に生活したが,やはり別れの時はやってくる‥
私にとって、その別れは本当に悲しいことで,当時の事を知る嫁は私が、かなり落ち込んだ様子だったと当時を振り返る
もう犬は飼わない,こんなに悲しいことは二度とご免だし犬を飼っていた人なら分かると思うが
子どもに先立たれるような感じだった。
でも‥
犬を飼わざる負えない状況が再びやってきた。
娘が犬を飼いたいと言い出し,仕方なくペットショップなどを廻ったが,私は首を縦には振らなかった。
まだ前の犬が死んでから,犬を飼うことに躊躇っている自分,飼わないと決めた心は固かったつもりだ
娘は,欲しくて半泣きの状態だったが,飼おうとは言えなかった。
娘を家に残し母親を実家に送る途中,私にも増して犬が好きな母親が,「見るだけだから」と言いうので
私と母で1件のペットショップに立ち寄った。
その店に行くと店内には,すでに閉店を告げる音楽が流れていた。
母がこれにするか?って指を刺した犬は,私にはピンとくるものがなかったが
母親は既に飼うつもりでいる‥
すると店長と思われる女性が出てきて,この子なんてどうです?って奥から出してきた犬は凄く元気のいいやつで
私達二人にではなく,他のお客さんに飛びついて
内心「何だこいつ,こっちに飛びついたら即買ったかもしれないのに」
って思ったのは、ほんの僅かだけで私は一目でその犬に釘付けになった。
何年か前の○イフルのCMのようですけど‥
家へと帰る車の中には,そいつと真新しいサークルが乗っていたのは言うまでもありません
とにかく元気な『チーズ』は飼い主の手を焼かせた。
家の中で飼っていたから,その辺でおしっこや糞をされるのは当たり前で,壁の角にも噛みつく始末で
家の中をボロボロにされた。
幼いチーズは1~2年はそんな状態が続いたが,この犬は頭が良くて賢い犬だというのが
次第に分かった。
何より平和主義で,私達夫婦が痴話喧嘩しても,いつも割って入ってくれた。
いつまでも,このまま元気でさえいてくれれば‥
しかし毎回、抱っこする度に気になることが
睾丸が一つしかない‥
。
。
。
。
これは稀にあるそうだけど動物病院にフィラリアの検査を受ける度に指摘され
私が気がついてから3年余りが過ぎていた。
毎年何回か動物病院を変え,そして今年,知人に紹介され初めて行った病院では,この病気について詳しく説明された。
問題が二つ発生すると‥
一つは,犬はタマタマで体温調整するらしく運動した後も普通の犬は体温を下げることができるが,タマタマが一つ体内にあるチーズは運動後38度くらいまで熱が上昇し、なかなか体温を下げることが出来ないので体力を消耗していく事。
もう一つは,80パーセントの確立で癌になる事
もう躊躇なんてしていられない,体にメスを入れるのは可哀そうだけれど、早く手術を受けなければ‥
短い命になるより、出来るだけ永く生きてほしいから
そして手術は無事終了した。
いつも私が車の鍵を持って出かけようとすると,小さな体で何回もジャンプして
一緒に行こうと猛アピールするチーズ
そんなチーズと今年も沢山キャンプに行こうと思います。
家族の一人ですからね。
まだ前の犬が死んでから,犬を飼うことに躊躇っている自分,飼わないと決めた心は固かったつもりだ
娘は,欲しくて半泣きの状態だったが,飼おうとは言えなかった。
娘を家に残し母親を実家に送る途中,私にも増して犬が好きな母親が,「見るだけだから」と言いうので
私と母で1件のペットショップに立ち寄った。
その店に行くと店内には,すでに閉店を告げる音楽が流れていた。
母がこれにするか?って指を刺した犬は,私にはピンとくるものがなかったが
母親は既に飼うつもりでいる‥
すると店長と思われる女性が出てきて,この子なんてどうです?って奥から出してきた犬は凄く元気のいいやつで
私達二人にではなく,他のお客さんに飛びついて
内心「何だこいつ,こっちに飛びついたら即買ったかもしれないのに」
って思ったのは、ほんの僅かだけで私は一目でその犬に釘付けになった。
何年か前の○イフルのCMのようですけど‥
家へと帰る車の中には,そいつと真新しいサークルが乗っていたのは言うまでもありません
とにかく元気な『チーズ』は飼い主の手を焼かせた。
家の中で飼っていたから,その辺でおしっこや糞をされるのは当たり前で,壁の角にも噛みつく始末で
家の中をボロボロにされた。
幼いチーズは1~2年はそんな状態が続いたが,この犬は頭が良くて賢い犬だというのが
次第に分かった。
何より平和主義で,私達夫婦が痴話喧嘩しても,いつも割って入ってくれた。
いつまでも,このまま元気でさえいてくれれば‥
しかし毎回、抱っこする度に気になることが
睾丸が一つしかない‥
。
。
。
。
これは稀にあるそうだけど動物病院にフィラリアの検査を受ける度に指摘され
私が気がついてから3年余りが過ぎていた。
毎年何回か動物病院を変え,そして今年,知人に紹介され初めて行った病院では,この病気について詳しく説明された。
問題が二つ発生すると‥
一つは,犬はタマタマで体温調整するらしく運動した後も普通の犬は体温を下げることができるが,タマタマが一つ体内にあるチーズは運動後38度くらいまで熱が上昇し、なかなか体温を下げることが出来ないので体力を消耗していく事。
もう一つは,80パーセントの確立で癌になる事
もう躊躇なんてしていられない,体にメスを入れるのは可哀そうだけれど、早く手術を受けなければ‥
短い命になるより、出来るだけ永く生きてほしいから
そして手術は無事終了した。
いつも私が車の鍵を持って出かけようとすると,小さな体で何回もジャンプして
一緒に行こうと猛アピールするチーズ
そんなチーズと今年も沢山キャンプに行こうと思います。
家族の一人ですからね。